醸造ノート、はじめます
南横浜ビール研究所醸造責任者としてブルワー人生をスタートしてまもなく2年。
まったくの素人からスタートして、ほぼ独学でここまできました。
遠回りもしましたし、いまだわかっていないことだらけですが、とにかく「自分の頭で考えてやってきた」という自負はあります。
完全ビギナーからのスタート、原始的きわまりない設備、完全手作業での醸造。
もしかしたら、わたしのしてきた経験はそれなりに貴重なものなのではないか?
ふとそんな考えが芽生え、開設したまま放置していたこのブログを書き始めることにしました。
自分にとっての「忘備録」的な意味合いも強く、誰得よ、という気もしますが、これから小規模ブルワリーを立ち上げよう、という人には参考になるかもしれませんし、自分が考えてたどり着いた醸造方法が誰かの役に立つこともあるかもしれません。
今回は序文にさせてもらって、次回から本題に入りたいと思います。
では今後の予定など
第1回「原始的な設備で戦えるのか?」
第2回「一番搾り製法を本気で考える」
第3回「ホップのブレンドに関する考察」
第4回「ワイン酵母の可能性」
こうやって予告してしまったら書かざるを得ない、という作戦です(笑)
では次回!